アトリエさぼてん
SELF CARE

自分を責めそうになったときに、思い出したいこと

窓辺で光を受けるサボテン

できなかったことばかりが目につく日に。自分を責める言葉が、もともと誰の声だったのかを一度眺めてみませんか。

できなかったことばかりが、目に入る

一日の終わりに思い出すのは、たいてい、うまくいかなかったことのほうです。あの言い方はきつかったかもしれない。あれもこれも手をつけられなかった。できたことは数えないのに、できなかったことだけは細かく覚えている。

これは性格の問題というより、人の意識のはたらき方に近いものです。危険や不足のほうに目が向くようにできている。だから放っておくと、自然と自分の足りない部分ばかりが並んでいきます。

まじめな方ほど、この傾向は強く出るようです。基準を高く持っている分、届いていない部分がよく見えてしまう。

その声は、もともと誰の声だったか

自分を責める言葉を、少し観察してみると面白いことがあります。「なんでこんなこともできないの」「もっとちゃんとしなさい」。それは本当に、自分の中から出てきた言葉でしょうか。

かつて誰かに言われた言い方を、そのまま自分に向けて使っている。そういうことは、意外とよくあります。長く使っているうちに、自分の考えだと思い込んでしまう。

気づいたからといって、すぐに消せるものではありません。ただ「これは借り物の言葉かもしれない」と一度思えるだけで、その言葉との距離が少し変わることがあります。自分そのものではなく、聞こえてくる声のひとつとして扱えるようになる。

かける言葉を、少しだけ変えてみる

友人が同じ失敗をして落ち込んでいたら、なんと声をかけるでしょうか。おそらく「なんでこんなこともできないの」とは言わないはずです。

その言葉を、そのまま自分にも使ってみる。急に優しくなれなくても構いません。責める言葉が出てきたときに「友人だったらこうは言わないな」と思い出せれば、それで十分です。

ここまで頑張ってきた事実は、うまくいかなかった日があっても消えません。それでも自分への風当たりが強い日が続くようでしたら、その声を一緒に眺めてみる時間を持つこともできます。アトリエさぼてんは、否定しないところから始める場所です。

ひとりで抱え込まずに、話してみませんか。
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