アトリエさぼてん
FAMILY

子どもと向き合うときに大切にしたい、心の余白

親子で対話する様子

ちゃんと聞いてあげたいのに、余裕がない。そんな自分を責めてしまう夜に。子どもとの関わりで大切にしたい、親自身の心の余白について。

ちゃんと聞いてあげたいのに、余裕がない

子どもが話しかけてくる。でも、こちらは夕飯の支度をしながら、明日の予定を考えている。返事はしているけれど、内容はほとんど入っていない。あとになって、あのとき何を言おうとしていたんだろう、と思い出すことがあります。

その日の終わりに、うまく向き合えなかった自分を責めてしまう。もっと余裕のある親でいたいのに、と。そう感じたことのある方は、決して少なくありません。

ただ、余裕がないのは、愛情が足りないからではありません。手が足りていないだけ、ということのほうがずっと多いのだと思います。

親の余白が、子どもの安心につながる

子どもは、話の内容よりも「聞いてもらえる状態かどうか」を敏感に感じ取ります。大人が張り詰めているとき、子どもはそれを察して、言いたいことを飲み込むことがあります。

だとすると、子どもと向き合う準備というのは、実は親自身の余白をつくることなのかもしれません。自分に少しゆとりがあるときのほうが、同じ話でも違って聞こえる。これは根性や愛情の問題ではなく、単純に容量の話です。

だから「もっとちゃんと聞かなければ」と自分を追い込むより、「今は聞ける状態じゃないな」と気づけるほうが、結果的にはうまくいくことがあります。あとで時間を取ればいい、と思えるだけで、そのときの焦りは少し減ります。

完璧に聞かなくても、伝わるものがある

すべての話を丁寧に受け止められる日ばかりではありません。それでも「今は手が離せないから、ごはんのあとで聞かせて」と言葉にして返すことはできます。後回しにされたのではなく、覚えていてもらえた。子どもに残るのは、案外そちらだったりします。

うまくできなかった日があっても、次の日にやり直せます。関係は一度の対応で決まるものではなく、積み重ねのなかで育っていくものです。

子どもとの関わりに迷いが続くときは、家族の外にいる誰かに話してみるのもひとつの方法です。アトリエさぼてんでは、お子さんではなく、親御さんおひとりでのご相談もお受けしています。

ひとりで抱え込まずに、話してみませんか。
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