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EAでのセットファイルの使い方

セットファイルとは

セットファイル(setファイル)とは、EAのパラメータ設定を保存したり、バックテストした設定を読み込めるファイルになります。

例えば市販のEAなどは、デフォルト設定(初期設定)を推奨しているのでセットファイルを使うことはありません。
ただ、EAは稼働する証券会社によって成績にバラツキがでます。
稼働する証券会社により合った設定を探すためにバックテストをオススメします。

バックテストをして最適値を探し出し、その最適値をセットファイルに保存しておけば
パラメータ設定を毎回入力することなく最適値を呼び出せます。

セットファイルの作り方

僕の自作EAを例に、セットファイルの作り方を説明します。

EAを設定すると下図のような設定画面が出てきます。

次に「パラメータの入力」タブを選択し保存したい設定値を入力します。

最後に「保存」を選択することにより設定を保存できます。

この保存されたファイルのことを「セットファイル」といいます。

デフォルトでは
「MQL4」フォルダの中の「Presets」フォルダに保存されます。
先ずはこの「Presets」フォルダに保存しましょう。
更に、自己管理用として、ご自分のPCのお好きなフォルダに保存しておくと良いでしょう。

セットファイルの格納場所

セットファイルは「Presets」フォルダに格納する必要があります。
この「Presets」フォルダはPC版MT4では下記の場所にあります。

「ファイル」⇒「データフォルダを開く」⇒「MQL4」⇒「Presets」

ここの「Presets」フォルダが格納場所になります。

セットファイルの読み込み方

セットファイルは「Presets」フォルダに格納されているため、ここを呼び出してEAに適用することによりセットファイルを読み込みができます。


「パラメータの入力」から「読み込み」を選択することにより、「Presets」フォルダに格納されたセットファイルを読み込むことができます。

セットファイルの有効活用

バックテストが出来る方は、設定値を何度も変えて検証するでしょう。
最適化を行い、PF(プロフィットファクタ)や最大ドローダウンの最適値を探し出す作業を繰り返し、複数パターンの検証をします。
この際に設定ごとにセットファイルを作り検証を繰り返したりします。

バックテストで作ったセットファイルもリアルトレードで稼働するEAに呼び出しも可能です。

バックテストでセットファイルが保存される場所は以下の場所になります。

「ファイル」⇒「データフォルダを開く」⇒「tester」

この「tester」フォルダに格納されているセットファイルを上で記載したように「Presets」フォルダにもコピーしておくことにより
バックテストや最適化で得た最適値を効果的にリアルトレードに活用できます。

 

今回は XM のPC版 MT4 を使用しています。

XM について知ろう!オススメ海外FX証券会社 (その1)

 

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